片葉の葦の群生地
茎から一方にだけ葉っぱがある「片葉の葦」が群生しているところがみつかりました。
「片葉の葦・・・」と、弘法大師や親鸞聖人らの伝承や伝説、
歌などにも詠まれています。
古来の上町台地の自然が 今に遺る環境で、大都市にはめずらしい湧水地。
いくつもの泉ができ、鳥も入れ替わり立ち代わり訪れています。
葦の群生だけでなく
多くの昆虫や植物が生態系を育んでいる
天然のビオトープになっています。
また、この場所では三種類のガマが共生しています。
古来の上町台地の環境を今に遺す場所でありますが
国有地で、これを売却しようとしており、保全を求め
有志が「なにわの片葉の葦の保存会」を発足しています。
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片葉の葦の保存会
会長 大島新一郎
事務局長:難波りんご
お問い合わせ:kataha-ashi@osakas.jp